賃貸住宅のカビ対策:基本のお掃除から緊急時の対処法まで!

引っ越したばかりの賃貸住宅で、思わぬカビに悩まされることってありますよね。壁や押入れ、お風呂場がカビだらけになってしまうこともあります。特に築30年以上の古い建物だと、カビが生えやすい環境になっていることが多いんです。新築物件なら文句も言いやすいですが、家賃が安い古い物件だと大家さんに直接クレームを言いづらいこともあります(でも、ひどい状態なら連絡してみる価値はありますよ!)。

今回は、そんなカビや湿気に困っている賃貸住宅の皆さんに、対策をご紹介します。

簡単な予防方法から、実際に生えてしまったカビの掃除方法、そして深刻な場合の対処法までをお話しますので、ぜひ参考にしてくださいね。

目次

賃貸住宅のカビ予防:効果的な対策をご紹介

賃貸住宅でカビが発生しやすい理由は、一般的な一戸建てに比べて窓が少なく、湿気がこもりやすいからなんです。カビは湿気が大好きで、湿度が高いとどんどん増えていきます。だから、最も効果的なカビ対策は徹底的に湿気を取り除くことです。

部屋の湿気を管理するための具体的な方法をいくつかご紹介しますね。

  • 毎日窓を開けて空気を入れ替えましょう(できれば複数の窓を開けるとさらに効果的です)
  • お風呂場、トイレ、キッチンの換気扇は24時間つけっぱなしにするのがおすすめです
  • エアコンの除湿機能を使うか、除湿器を置いてみましょう
  • 洗濯物は外で干すか、どうしても室内なら換気の良いお風呂場で干しましょう
  • お風呂上がりは冷たい水で浴槽を冷やし、換気をしっかりとしましょう
  • お風呂から出たら、ドアを閉めて換気扇を使いましょう
  • マットレスは直接床に敷かず、すのこや簡易ベッドを使うといいですよ
  • 晴れた日は押入れやクローゼットの扉を開けて、中も換気しましょう
  • 押入れに布団を入れる時は、下にすのこを敷くのがおすすめです
  • 押入れやクローゼットは、詰め込みすぎず適度に隙間を空けて収納しましょう
  • 布団や毛布は定期的に日光に当てて干しましょう
  • 下駄箱には濡れた靴を入れないようにしましょう

これらの対策を実践すれば、カビの発生をかなり減らすことができますよ。全部を一度にやるのは大変かもしれませんが、できることから少しずつ始めていきましょう。

賃貸住宅でのカビ取り方法:簡単お掃除のコツ

アパートやマンションでのカビの掃除方法についてお話しします。カビを効率よく取り除く一般的な方法は「塩素系漂白剤」を使うことです。市販のカビ取り剤でよく知られているブランドには、塩素が入っているものが多いんです。

ただし、塩素系漂白剤にはいくつか気をつけたいポイントがあります:

  • 強い臭いがあって、なかなか消えません
  • 色あせや色落ちの心配があります
  • ペットや小さなお子さんには刺激が強すぎる可能性があります

これらの点から、塩素系漂白剤は効果的ですが、使う時は注意が必要です。普通のお掃除でカビが取れない時に検討するのがいいでしょう。でも、まずはもっと優しい方法を試してみることをおすすめします。

その代わりになるのが「逆性石鹸」です。逆性石鹸は臭いがなく、手荒れも少ない安全な選択肢で、病院でも手の消毒に使われています。ドラッグストアで「オスバンS」という名前で売っています。

【カビ掃除の手順】
  1. オスバンSを200倍に薄めます。キャップ1杯(5ml)を水1リットルで薄めるとちょうどいいです
  2. 薄めた液で雑巾を湿らせて固く絞り、カビを拭き取ります
  3. 拭いた後は自然に乾かします。乾きが遅い時は扇風機を使ってもOKです
  4. 薄めた液は霧吹きに入れて保管し、必要な時に使います
  5. カビは再発しやすいので、1〜2週間ごとに再度スプレーして拭き取りましょう

オスバンSは消臭、除菌、防虫効果もあるので、キッチンやトイレ、下駄箱、靴、ゴミ箱などの掃除にも使えますよ。薄めた液を常備しておくと、いろんな場面で役立ちます。

深刻なカビ問題:アパートの壁がカビだらけの時の最後の対策

最後の手段として、もし部屋全体がひどいカビで覆われてしまって、強烈な臭いがする場合があります。これはかなりきつい状況ですが、まず考えるべきは大家さんや管理会社への連絡です。

もし大家さんや管理会社が適切に対応してくれない場合は、引っ越しも考えてみる価値があります。ある友達は、築5年の新しいアパートの1階に住んでいたのに、お風呂場やトイレがカビだらけになって、何度も管理会社に連絡していました。

結果的に家賃半額とお掃除をしてもらえましたが、数ヶ月後にはまたカビが問題になって、最終的には引っ越さざるを得なくなってしまいました。

このような状況はとても大変ですが、カビは健康にも悪影響があるので、特に赤ちゃんや小さなお子さんがいる場合は早めの対策が必要です。

お金の損は避けたいところですが、健康を優先して、場合によっては住む場所を変えることも考えるべきですね。

賃貸物件でのカビ対策と緊急時の対処法のまとめ

アパートやマンションに引っ越した後にカビの問題に直面するのは、本当に残念なことですよね。

まずは部屋の湿気を抑えるために徹底的に除湿と換気を行い、カビが生えてしまった場所は逆性石鹸などを使ってしっかりお掃除しましょう。

それでも問題が解決しない場合は、管理会社や大家さんに相談してみましょう。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

目次